コンテンツへスキップ

手紡ぎ屋 絲の糸

●手紡ぎ屋 絲の糸のコト

猫がいる環境で作業をしています。

 

手紡ぎの為、糸の太さは均等ではございません。
ネップや、太い・細いところのある
素朴な風合いをお愉しみ頂きたく思います。
また、糸の途中で結び目がある場合がございます。

 

手紡ぎの際、極力取り除くよう努めておりますが
ワラや草などのゴミ類が
混じっていることがございます。
恐れ入りますが、見付けられた時は
やさしくそっと取り除いてください。

 

■お洗濯の基本
お洗濯の際は糸の性質上、揉んだりいたしますと
縮んだり、フェルト化してしまいますので
ウール用洗剤でやさしく手洗いののち
平置き陰干しをお願いいたします。

 

■お洗濯のアラワザ
通常のお洗濯通りにガンガン洗って頂いても
良き感じの風合いになります。
少々縮みますが、編目がつまり
フエルト化した感じが
いい味をだします。

 

紡ぎ終わった後の糸は、撚り止めを行っています。
この撚り止めの際、「SODASAN」を使用して洗っています。

 

編み物作品は完成後、水通しを行っています。
この水通しの際、「SODASAN」を使用して洗っています。

 

※SODASAN・・・石油系化学原料や酵素、合成香料、シリコンを
使用していないオーガニック洗剤です。

 

●糸ができるまで

カットされた羊毛はフリースといいます。
大きなボディーの子はフリースだけでも
5kgほどもあります。

 

フリースから取り分けた房を
ステイプルといいます。
どんどん取り分けて洗いの準備をします。

 

洗いあがりです!
ふわふわになります♪
これらを手作業でほぐしてから
梳かして紡ぐ下準備をします。

 

フリースをほぐして梳かしたものを
シート状にします。
毛の流れを縦または横のいずれかの向きに
紡ぐことによって
糸の性質が違ってきます。

 

相棒の糸車。
「こでまりさん」と呼んでいます。
はずみ車の回転によって羊毛に撚りをかけ
巻き取りしてくれます。
手では、羊毛の引き出し加減を調整をします。

 

糸の完成です!
写真右から3つ目までは羊さんの
ナチュラルカラーです。
残り2つは染色しています。